札幌圏

札幌・里塚霊園、2077件の被害確認 調査済み区画の16%

09/12 10:04 更新
胆振東部地震で墓碑が落ちたり、土台が傾いたりした札幌市清田区の里塚霊園=10日
胆振東部地震で墓碑が落ちたり、土台が傾いたりした札幌市清田区の里塚霊園=10日

 6日未明の胆振東部地震で、札幌市営の墓地「里塚霊園」(清田区里塚)ではお墓の倒壊や、倒れそうな区画が、2万6573区画のうち少なくとも2077件あることが、市の調査で分かった。11日現在、調査済みの区画は全体の約半分で、被害は増える見通し。石狩管内の他の墓地も場所によっては被害があり、自治体が確認を急いでいる。

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 里塚霊園で調査が終わったのは全体の半数の1万2768区画。うち16%で墓碑が落ちるなどの被害があった。同じ園内でもほとんど被害のない区域もある。

 11日は、墓の状態を確認に訪れる人が相次いだ。中央区の中村信夫さん(72)は「彼岸も近く、心配で来た。私のところは墓碑が5センチ程度ずれただけだったが、墓が倒れた人も多い。気の毒だ」と話した。

 同霊園では地震前日、台風21号による倒木も複数発生。墓の修理に来た山崎石材(札幌市清田区)の山崎剛(つよし)社長(46)は「1日数十件の依頼があるが、倒木で作業用クレーンが入れない場所がある。地震と台風のダブルパンチだ」と話す。墓碑が倒れたのは、接着剤ではなくセメントで土台に固定されたものが多く、山崎さんは「セメントの劣化が被害の原因になった」とみる。倒れた墓の修理費は15万~20万円という。

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