北海道

ネフスキーの生涯に光 小樽赴任100年 ロシア人言語学者、27日に音楽朗読劇 11月には講演、パネル展

09/12 05:00
音楽朗読劇「島へ」のPRポスターを手にする実行委会長の丹治さん
音楽朗読劇「島へ」のPRポスターを手にする実行委会長の丹治さん
  • 音楽朗読劇「島へ」のPRポスターを手にする実行委会長の丹治さん
  • 小樽商大の史料展示室にあるネフスキーの肖像写真

 アイヌ語や沖縄・宮古島方言を研究した小樽ゆかりのロシア人言語・民俗学者ニコライ・ネフスキー(1892~1937年)の来樽100年目を記念し、27日に音楽朗読劇「島へ ニコライ・ネフスキー人生の旅」が小樽市民センター・マリンホール(色内2)で上演される。小樽高等商業学校(現・小樽商科大)での3年間の教師生活の様子や、入舸村(現・積丹町)生まれの女性との出会いを、宮古島の古謡や旧ソ連の音楽を交えて描く。小樽商大も11月に協賛企画としてパネル展や講演会を開く。(有田麻子)

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 上川管内下川町など道北の4市町村で行われている「北の星座音楽祭」組織委と連携し、小樽の音楽愛好家らでつくる同音楽祭小樽実行委が、国や民族の違いを超えて活動した生涯に光を当てようと制作。小樽市民センターが主催する。

 小樽にも住んだ演出家の垣花理恵子さん=川崎市=によるオリジナル台本で構成。1919年(大正8年)に始まる小樽高商での熱心な教育活動、3度訪れた宮古島での調査、入舸出身の萬谷(よろずや)イソとの結婚、帰国後の不当逮捕・処刑など豊富なエピソードを通して人物像を伝える。宮古島から招く歌手の與那城(よなしろ)美和さんが、ネフスキーも収集し記録した古謡を歌う。神奈川フィル首席ビオラ奏者、大島亮さんとピアニスト草冬香さんがスターリン時代を生きたショスタコービッチの「ビオラ・ソナタ」を演奏し、激動の時代の雰囲気を浮かび上がらせる。

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