函館道南

大量の冷蔵・冷凍食品、滞りなく処理 函館の清掃工場は平常通り稼働

09/11 14:46 更新

 胆振東部地震による停電の影響で、道南のスーパーや飲食店では大量の冷蔵・冷凍品がごみに変わった。道南最大の消費地函館市では、火力発電能力がある日乃出清掃工場が平常通りに稼働したことでごみが大量に放置される事態には至らなかった。

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 6日未明の停電発生後も、工場は正常に稼働を続けた。市環境部によると、最新の3号炉はごみ焼却に合わせてタービンを回す火力発電を行っており、常時、自家発電しているためだ。一般家庭を含めたごみの収集、処理は停電後も滞ることはなかったという。

 加えて、市は大量廃棄が見込まれた冷凍・冷蔵品を「災害ごみ」に指定し、清掃業者が負担する10キロ約100円の処理費用を無料化。処理量は未確定だが、7、8の両日に少なくとも約5トンを受け入れた。

 一方、清掃業者は7~8日にごみ収集の依頼が殺到し、混乱した。亀田清掃(赤川町)は平常時の3~4倍の量を運んだといい、担当者は「収集車の台数も人も限られている。いつもは乗らない上司も加わり、フル稼働だった」と話した。(文基祐)

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