北海道

「短歌甲子園」 市函館高3位 江川さん話題作品賞 二重の喜び

09/10 17:00
4年ぶり2度目の3位入賞を喜ぶ(右から)竹駒省吾さん、江川さくらさん、佐久間このみさん
4年ぶり2度目の3位入賞を喜ぶ(右から)竹駒省吾さん、江川さくらさん、佐久間このみさん

 歌人石川啄木の故郷、盛岡市で8月19日に開かれた「第13回全国高校生短歌大会」(実行委主催)で市立函館高文芸部の江川さくらさん(3年)と佐久間このみさん(3年)、竹駒省吾さん(1年)の編成チームが同高として2014年以来、4年ぶり2回目となる3位入賞を果たした。江川さんが大会で詠んだ短歌の1首が話題作品賞を受賞するなど、二重の喜びに沸いた。

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 「短歌甲子園」とも呼ばれる同大会には、予選を突破した北海道から九州までの全国21校が出場。予選リーグを1位突破した8チームで決勝トーナメントを行った。対戦はいずれも、1チーム3人が先方・中堅・大将戦で題詠し、対戦ごとに審査し勝敗が決まる。

 市立函館高は2年連続8回目の出場。文芸誌などで啄木に関する研究を続けており、3人は「(今回の大会では)俗にはなりすぎない程度に人間らしい短歌を心がけた」という。

 昨年も出場した江川さんは予選リーグの代表決定戦で詠んだ自由題「青色は冷静になる色だ とは心理学者の言った デマカセ」で話題作品賞も受賞した。江川さんは「当日着ていた服の色から作った短歌。素直すぎるほど素直に詠んだので、1年後も覚えている思い出深い短歌だと思う」と振り返る。

 佐久間さんは印象深い作品として、審査員との質疑応答で会場が沸いたという「急ぎ目に後追ったら漂った 厳しい顧問 やさしい香り」(題「香」)を挙げる。同部顧問の佐藤和範教諭を詠んだ作品で「日ごろの指導のおかげで会場でも動じず、取り組めた。また、メンバーのおかげでここ(入賞)までこられました」と感謝を口にする。

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