北海道

乳業工場も稼働 受け入れ量制約も

09/09 05:00
生乳の受け入れを再開した雪印メグミルク大樹工場=8日午前、十勝管内大樹町
生乳の受け入れを再開した雪印メグミルク大樹工場=8日午前、十勝管内大樹町

 胆振東部地震による停電で停止した乳業メーカーの道内工場が電力供給の回復に伴い、次々と操業を再開している。ただ、生乳の輸送体制などが整わず、受け入れ量に制約がある工場も少なくなく、酪農家は早期の全面復旧を願っている。

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 雪印メグミルクは道内7工場のうち、8日夕時点で興部、大樹など4工場で生乳の受け入れを再開。バターなどの生産を始めた。残る3工場も近く稼働する。

 よつ葉乳業は、地震後も自家発電で操業していた十勝管内音更町と紋別市の2工場に加え、7日に釧路市などの2工場でも飲用乳などの製造を再開した。

 森永乳業は8日までに、佐呂間、別海など同社や系列の全4工場で生乳の受け入れを再開。チーズ、生クリームの生産を始めた。明治も8日、旭川、十勝など5工場を再開。残る根室、札幌も9日に稼働する。

 道内の酪農家は6日の停電後、工場の停止で搾乳した生乳を届けられず、大量の廃棄を強いられてきた。それだけに、よつ葉乳業は生乳の廃棄が少しでも減るよう、「通常より多い量を受け入れている」という。他社も製品の製造準備と並行し、生乳の受け入れに力を注ぐ。

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