外国人観光客

新千歳空港、国際線再開 外国客で大混雑 テナント復旧には時間

09/09 05:00
運航が再開された国際線の搭乗手続きをする外国人旅行客ら=8日午後5時、新千歳空港
運航が再開された国際線の搭乗手続きをする外国人旅行客ら=8日午後5時、新千歳空港

 【千歳】8日から国際線の運航が再開された新千歳空港は、詰めかけた外国人旅行者と、7日に運航が再開された国内線の乗客で大混雑した。運航は3日ぶりに正常化したが、ターミナルビルの商業スペースは、ほとんどの店舗が閉まったまま。空港機能の完全復旧には時間を要しそうだ。

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 8日朝に閉鎖が解除された国際線ビルでは、出発カウンター前に搭乗手続きをする人の100メートル近い列ができた。航空各社は通常の倍の91便を飛ばして対応したが、希望が通らずスタッフに詰め寄る人も。ただ、大きな混乱はなかった。

 韓国から訪れた李恩慶(リユンケイ)さん(54)は6日のソウル便が欠航したため札幌のホテルで待機したといい、「ホテルは延泊分を無料にしてくれた。日本人のホスピタリティーに感動した」と語った。

 約1200人が7日から泊まり込んだ国内線ビルでは、8日も36便が欠航したため、搭乗できなかった約百人が宿泊。ビル運営会社が配った毛布を受け取り座り込む人が目立った。

 空港内ではスプリンクラーなどが広範囲で壊れ、土産品や飲食など約180店の大半が閉店中。ビル運営会社は「配水管の故障箇所の特定と修理に時間がかかる」としており、この復旧が進まないと各店に通水できない上、消防法の規定も満たせず店舗再開の見通しが立たない状況だ。(高木緑、写真も)

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