苫小牧日高

高齢者へ支援素早く 胆振東部地震 苫小牧の町内会と民生委員連携

09/09 05:00

 苫小牧市内では地震発生後、町内会や民生委員が連携して独り暮らしの高齢者らを迅速に支援し、大きな混乱を呼ばずに済んだ。

[PR]

 「地震が起きてからすぐに声をかけて回ったので、みなさん安心した様子でした」。市内美園町や泉町、高丘の一部でつくる美光町内会長の菅野嘉一さん(72)は語る。

 美光町内会では6日未明の地震発生直後、町内会の役員と民生委員が120人ほどの独り暮らしの高齢者宅を回った。全世帯の無事を確認したのは午後4時。高丘の市営住宅では停電の影響による断水もあり、町内会館の水をポリタンクに入れて配布した。その後も余震発生の際などで声がけに努めている。

 双葉町内会長の猪股瑞彦(みずひこ)さん(72)は6日午前5時ごろから町内を車で走り、道路状況を確認しながら各家庭を回った。「停電中でも水道やガスが通じていたので冷静な人が多かった」。余震におびえたり、避難所の場所が分からないと訴えたりする高齢者には、指定避難所を案内した。

 厚真町では地震直後から、自治会単位で孤立者がいないか見回りを続けているという。(田鍋里奈、蒲生美緒)

ページの先頭へ戻る