空知

由仁で道路50メートル陥没 胆振東部地震

09/06 21:12
地震の影響で約50メートルにわたって大きな亀裂や陥没が生じた町道川端開拓線=6日午前9時20分ごろ、由仁町川端
地震の影響で約50メートルにわたって大きな亀裂や陥没が生じた町道川端開拓線=6日午前9時20分ごろ、由仁町川端

 空知総合振興局によると同日午後4時現在、栗山町で1人、由仁町と三笠市で各2人の計5人の負傷者が出た。テレビに頭をぶつけたりしたが、いずれも軽傷。住宅被害は由仁町で2件、三笠市で4件の計6件あった。

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 栗山町は町内16カ所に避難所を設け、1世帯4人が避難。長沼町は午前3時半に災害対策本部を設け、同5時に避難所を2カ所設け、9世帯14人が避難した。

 由仁町では、川端の浄水場へつながる町道川端開拓線が約50メートルにわたり陥没した。並行する排水路に流れ込んだ土砂がどの程度か確認しないと、復旧の見通しは立たないという。同町三川の町道も陥没が数カ所生じ、80メートルを通行止めにした。

 南幌町は午前3時半から災害対策本部を設置。午前中に高齢者世帯など221世帯の安否確認を行った。役場庁舎に発電機10基を運び込み、電源を確保した。

 ライフラインで最も住民を困らせたのが停電。同振興局によると、同日午後4時現在でも管内の一部を除いて停電が続いている。

 水道の断水も栗山、南幌、月形、浦臼、沼田、秩父別、雨竜、赤平の8市町で起きた。このうち赤平では、電動ポンプで上水道から水をくみ上げている市営住宅(計213世帯)で水道水が使えず、空知川からの取水施設も稼働しないため、大規模な断水の発生を警戒。陸自滝川駐屯地第10普通科連隊が給水活動を行うため、隊員19人を赤平へ災害派遣した。滝川市も給水ポンプが止まったアパートの住民を対象に市役所などで水を配った。

 道内の全公立校が臨時休校となったこの日、管内でも小学校66校、中学校43校、高校21校、高等養護など特別支援学校5校の公立計135校が休校した。

 各市町の議会にも影響が出た。美唄、深川、歌志内の3市では予定されていた定例市議会本会議を中止し、7日に延期。栗山町でも議会は6日の定例町議会を7日に繰り延べた。南幌町議会は6日開会し、会期を13日までの8日間と決め、議事は7日に繰り延べた。

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