札幌圏

長引く停電に混乱 石狩管内コンビニも臨時休業 台風21号

09/06 05:00
倒木で切れた電線の復旧を急ぐ作業員ら=札幌市東区
倒木で切れた電線の復旧を急ぐ作業員ら=札幌市東区
  • 倒木で切れた電線の復旧を急ぐ作業員ら=札幌市東区
  • 電気が使えず、薄暗い中でガスで給食を調理する札幌第2福ちゃん保育園の職員ら=札幌市東区

 台風21号が北海道付近を通過した5日、石狩管内は夜になっても一部で停電が続いた。コンビニエンスストアの中には臨時休業するところもあり、市民生活に影響が出た。

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 北海道電力によると、管内の停電は午前4時ごろに約3万6千戸に達し、午後7時現在、約7080戸が復旧していない。札幌市北区で約2560戸と最も多く、石狩市約1350戸、江別市約670戸と続く。札幌市厚別、東、南、豊平各区、千歳市、恵庭市、新篠津村、当別町でも停電している。

 札幌市北区あいの里のコンビニエンスストアは停電で臨時休業した。公共料金の支払いに来た区内の主婦宮内香織さん(43)は「どこに行ったらいいのか」と戸惑っていた。

 同市東区のパート従業員山本裕美さん(56)は「停電でスマートフォンを充電できなくなり、スーパーで電池式の充電器を買った。テレビも冷蔵庫も使えず、想像以上に不便」と嘆いた。東区の札幌第2福ちゃん保育園は、停電で炊飯器が使えず、明かりのない中、給食はすべてガスで調理した。

 「今日は学校が停電しているため、臨時休校します」。札幌市中央区の伏見小(児童778人)は教員約30人が朝から、私用の携帯電話で各家庭に電話で伝えた。電子メールやホームページの更新ができないためで、連絡がつかない家庭には教員が直接訪問して、休校を知らせた。

 千歳市支笏湖畔では土産店やビジターセンターなどが臨時休業した。食堂「支笏荘」の店主福士国治(くにじ)さん(68)は「停電で冷蔵庫が使えず店内も暗く、食事を提供できない」と話した。支笏湖畔の温泉旅館3軒は5日の宿泊客受け入れを断念した。

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