就活・就職

希望がかなった内定先に不安

09/06 05:00
希望がかなった内定先に不安

 私の就活は既に終わり、希望の大手企業から内定をもらうことができました。全ては計画通りにいったのですが、今になって何となく不安を覚えるのです。企業説明会で担当の人は本当のことを話していたのだろうかと。最近、ネットで出所不明ながら、聞いていた話とは異なる内容の投稿も見つけました。入ってから違っていたらどうしようかと考えてしまいます。(小樽市内 大学4年生男子)

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■<回答者>キャリアバンク株式会社社長 佐藤良雄さん
 私の会社では道庁の委託を受けて若い人たちの就職支援を行う「ジョブカフェ北海道」を運営していますが、あなたの不安は同じような立場の人たちがしばしば抱く共通の思いです。これから未知の世界に歩み出すわけですから、そのような不安を覚えるのも無理からぬことだと思います。

 不安の源には企業説明に対する疑問があるようですが、東京などの一部の新興企業には人手不足と売り手市場の中で何としても人を集めるために、誇張した説明をしているケースもあります。しかしながら、全国や道内の大手、それに準ずる企業であれば、説明と実態には大きな差はないでしょう。

 ネットで見た出所不明の否定的な情報も気になるようですが、まずは自分の判断を信じることをお勧めします。内定を得るまでにはいろいろな企業の人に接し、目で確かめ、情報も自分なりに集めたのではありませんか。冷静に考えればそれに代わる確かな判断材料はほかにないはずです。

 世の中に出ると、自分で決めたことについて「割り切る」というのは重要な能力の一つです。複数の選択肢があっても必ず一つは決めなければなりません。そうでなければ何も前に進まないからです。さまざまな角度から検討して一度決めたら自分を説得して守りきる。そういう強い気持ちがあると、周りに人も集まってきます。

 ただ、入社したらすぐに好きな仕事ができるとは思わない方がいいでしょう。大手ほど配属先は企業次第。それで「話が違う」と思ってはいけません。仕事とは自分で楽しくするもの。一定の社内ルールを覚えたら、後は小さな仕事でも自分なりに創意工夫をすることで、いくらでもおもしろくできるのです。不安はつきものですが、自分で決めたことを守り、自分なりに創意工夫を重ねることによって新たな希望に変えていくことができるのです。

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