北海道

オール厚岸産ウイスキー目指し試験栽培 天候不順でも大麦実る 釧路太田農協、構想実現へ高まる期待

09/04 10:09
太田地区の畑で大麦の実り具合を確かめる堅展実業厚岸蒸溜所の所員たち
太田地区の畑で大麦の実り具合を確かめる堅展実業厚岸蒸溜所の所員たち

 【厚岸】原材料すべてが厚岸産のウイスキーの製造を目指す堅展(けんてん)実業厚岸蒸溜(じょうりゅう)所に協力しようと、釧路太田農協(厚岸町)が試験栽培していた大麦が今年も実った。天候不順の年にも見事に実ったことで、構想実現に一歩近づいた。

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 釧路管内はもともと、冷涼で湿度が高いため大麦栽培は難しいとされてきた。同農協は昨年初めて町内2カ所(太田、片無去=かたむさり)の計2ヘクタールで二条大麦「りょうふう」を試験栽培し、天候に恵まれたこともあって実った。今年も同じ場所で5月中旬に種をまいたが、気温が上がらず、雨も多かったため、出来が危ぶまれていた。

 2日に蒸溜所から立崎勝幸所長ら3人が畑を訪れ、黄金色に実った穂を手に取り、粒の大きさなどを確認。立崎所長は「毎日使っているスコットランド産と粒の大きさは大して変わらない。麦を買えるようにするため、契約栽培も含めて検討したい」と話した。

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