釧路根室

観光列車化に活路模索 釧網、花咲線 駅発着レストランバス/湿原を低速運行

08/30 05:00
9月から運行されるレストランバス。2階席からの眺望と車内で「エゾシカバーガー」などの地元グルメを楽しめる=24日、弟子屈町
9月から運行されるレストランバス。2階席からの眺望と車内で「エゾシカバーガー」などの地元グルメを楽しめる=24日、弟子屈町
  • 9月から運行されるレストランバス。2階席からの眺望と車内で「エゾシカバーガー」などの地元グルメを楽しめる=24日、弟子屈町
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 JR北海道が「単独では維持困難」としている釧網、花咲両線で同社などが観光列車としての活用の動きを活発化させている。観光地を巡るバスとのセット券や一部列車での指定席設定、新たなラッピング列車運行などいずれも沿線観光や列車そのものの魅力向上を狙っている。

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 釧網線(東釧路―網走)では、高速バス大手ウィラー(大阪市)が9月から釧路―網走駅間の列車2日間乗り放題券とバスの乗車券をセットにした交通パス(9800円)の利用を始める。知床を巡る観光バスや摩周湖や硫黄山を周遊するレストランバスにも乗車できる。

 JR北海道は9月1日から10月31日まで指定席を試験的に導入する。摩周、川湯温泉を発着するウィラーのレストランバスに接続する快速「しれとこ摩周号」の36席を指定席として運行。座席の仕様は他の自由席と同じだが、JR釧路支社は「バスに乗る前から、ゆったりと楽しんでもらえるはず」と期待する。指定席料金は520円。

 花咲線(釧路―根室)では「いつもの列車で観光気分」と題して6月1日から始めた沿線の景色を満喫してもらう取り組みが好調だ。別寒辺牛湿原(厚岸町)と落石海岸(根室市)で減速し、本土最東端の東根室駅で停車時間を延長。対象列車は上下各1本だが、混雑する日もあるという。これらに加え、今秋には新たなラッピング列車の運行も始まる予定だ。

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