くらし

HIV 根強い誤解・偏見 医療機関受診断られ 採用取り消しで訴訟… 正しい知識 差別解消に重要

08/28 17:00
HIV 根強い誤解・偏見 医療機関受診断られ 採用取り消しで訴訟… 正しい知識 差別解消に重要
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 かつては「不治の病」というイメージが強かったエイズ。医学の進歩により、治療で症状をコントロールすることで、エイズウイルス(HIV)に感染していない人と変わらない生活を送ることができるようになったものの、HIV感染者やエイズ患者に対する誤解や偏見は根強い。7月には、HIV感染を申告しなかったことを理由に病院の採用内定を取り消されたとして、道内在住の男性が病院を運営する社会福祉法人に慰謝料などを求めて札幌地裁に提訴した。感染者・患者の支援団体などは「正しい知識を持つことが、差別や偏見の解消につながる」と訴えている。

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 「HIV感染者を診たことがないので、うちでは受け入れられない」。6年前にHIV陽性と判明した札幌市の会社役員コウジさん(46)=仮名=は、これまでに何度も医療機関での受診を断られた。ここ数年は風邪や腹痛など軽度な症状の場合は市販薬でやり過ごす生活を送る。

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