戦争の記憶

被爆の重さと命の輝き伝える 広島の写真家・堂畝さん、千歳で道内初の写真展

08/24 18:55 更新
展示作品の傍らで「若い世代が被爆体験を受け継ぐきっかけに」と語る堂畝紘子さん(右)。左は写真展を企画した杉岡ひとみさん
展示作品の傍らで「若い世代が被爆体験を受け継ぐきっかけに」と語る堂畝紘子さん(右)。左は写真展を企画した杉岡ひとみさん

 【千歳】広島、長崎で被爆3世とその家族の写真を撮り続ける広島市の写真家、堂畝紘子(どううね・ひろこ)さん(36)の写真展「生きて、繋(つな)いで」が25日、千歳市の千歳栄光教会で始まる。道内初開催で、被爆者が子、孫、ひ孫と広島・原爆ドームの前で寄り添う作品など、「被爆」の重い事実を超えて受け継がれる命の輝きを伝える約40点を展示。堂畝さんは「自分と同じ若い世代が原爆や平和について考えるきっかけになれば」と語る。

[PR]

 堂畝さんは広島市出身。高卒後に写真を学び、2013年、写真の出張撮影サービスを始めた。15年から被爆3世の家族写真を無料で撮り始め、約70組を撮影。今回は10組分を飾り、家族が聞き取った被爆者の体験談のパネルを添えた。

 堂畝さんは自身も被爆3世で「広島のカメラマンとしてできること」を探る中、被爆体験を若い世代が「わがこと」として受け継ぐ手伝いをしたいと考えた。自宅や病院、施設などに出向いて写し、家族で語り合ってもらっている。撮影後に亡くなった被爆者もいて、「残された時間の少なさ」を感じるという。

残り:326文字/全文:785文字

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
ページの先頭へ戻る