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<夢へ!働く@北海道>木材会社の経理担当 木村駿斗(きむら・しゅんと)さん(22)<下> 「家具のマチ」広めたい

08/24 09:28
学生時代にゼミナールで作ったベンチに腰掛け、恩師の横田准教授と語らう
学生時代にゼミナールで作ったベンチに腰掛け、恩師の横田准教授と語らう

 木材業界への就職を考えていたわけではないのですが、旭川大の学生時代、横田宏樹准教授のゼミナールのテーマは木材でした。

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 ゼミでは、上川管内当麻町の地域おこし協力隊員と協力し、間伐材で作ったベンチを大学図書館に寄贈したり、小学生に木に親しんでもらう「木育」について考えたりしてきました。木育では自然ガイドの人たちと一緒に旭川郊外の突哨山(とっしょうざん)で探検をしながら、子どもたちに木の種類や木材の利用方法を伝えるというプランを練ったこともあります。

 木育に関心を持ったのは、私が指導している小学生サッカーチームで「旭川が家具のマチだと知ってる?」と尋ねると「知らない」と答える子どもたちが多かったことがきっかけです。旭川に住んでいるのに、地元のことを知らないんだと危機感を覚えました。

 私自身は小さな頃、父に山に連れて行ってもらい、木について教えてもらう機会があり、もともと木に関心はありました。ですが、考えてみると、小中学校の社会科の時間などで「旭川は家具や木材のマチ」と学ぶ機会はなかったんです。

 旭川は「家具のマチ」をPRしていますが、市民の認知度はまだ高くありません。私は、木材会社で働きながら、大学と連携して研究やイベントを行ったり、小中学生のスポーツ大会でワークショップを開いたりして認知度を上げられないかと考えています。旭川家具が文化として地元に根付き、海外で広く知られるようになるまで頑張ります。

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