苫小牧日高

伝統食材イナキビ商品化 平取・4Hク 豊富な栄養価注目、アイヌ文化発信も

08/24 05:00
料理教室でイナキビについて話す水野会長(中央)
料理教室でイナキビについて話す水野会長(中央)

 【平取】町内の若手農家らでつくる農業組織「びらとり4Hクラブ」(水野弘樹会長)が、かつて道内で広く栽培された雑穀「イナキビ」の販売を今年から始めた。アイヌ民族の食生活にも深く根ざしていたイナキビは近年、栽培農家が減少。町民の食卓に上る機会も減っていることから、栄養価に富む健康食として再び広めたい考えだ。

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 同クラブは生産技術の向上を目的に数十年前に発足し、現在は平取と日高両町に在住する10~30代の若手農家13人が所属している。平取町特産であるトマトの連作障害を防ぐ作物として、食物繊維やビタミン、鉄分が豊富に含まれるイナキビに着目。平取町内に伝わるアイヌ文化の発信も兼ねて、アイヌ民族の伝統料理に欠かせない食材として食べられてきたイナキビの栽培に取り組むことにした。

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