北海道

旭川の川村カ子トアイヌ記念館に「友の会」発足 文化保護継承へ

08/20 19:59 更新
発足記者会見で話す山内会長(右)と川村兼一館長 =旭川の川村カ子トアイヌ記念館
発足記者会見で話す山内会長(右)と川村兼一館長 =旭川の川村カ子トアイヌ記念館

 【旭川】アイヌ民族が運営する道内最古の私設アイヌ博物館「川村カ子(ね)トアイヌ記念館」(旭川市)を支援しようと、同市内の有志が20日、「友の会」を発足させた。旭川もエリアとする上川のアイヌ文化は5月、文化庁の日本遺産認定を受けており、注目が集まるこの機会に、地域全体でアイヌ文化を守り、継承する体制を整える考えだ。

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 同館は、川村兼一館長(67)の祖父イタキシロマさんが1916年(大正5年)に「アイヌ文化博物館」として開館。上川アイヌの暮らしや生活道具のほか、館長の父で、文化伝承者の川村カ子トさん(1893~1977年)の功績を紹介している。言葉や音楽などの体験を通じた文化の伝承にも取り組んできた。

 ただ記念館の運営は川村館長と妻の久恵さん(47)が2人で担っており、身体的にも経済的にも負担が大きい。このため2年前に開館100周年事業に携わったメンバーら18人が、一般にも広く会員を募り、地域で支える体制を整えようと会を立ち上げた。いずれは記念館自体を法人化することも検討しているという。

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