北海道

平和願う折り鶴6万羽 三船遭難事件から73年 犠牲者・戦没者に留萌市民ら祈り 20日の祈念式典に向け

08/18 05:00
毎年3千羽の鶴を折っている松緑神道大和山留萌支部婦人部のメンバー
毎年3千羽の鶴を折っている松緑神道大和山留萌支部婦人部のメンバー

 【留萌】終戦から今年で73年。平和都市宣言をしている市は、市民に平和への願いを込めた折り鶴作りを呼び掛け、今年も市人口の約3倍の6万羽以上が集まった。終戦直後の1945年8月22日、留萌沖で旧ソ連軍の攻撃を受けて1700人以上が犠牲になった「三船遭難事件」と戦没者を追悼するため、20日に開かれる市平和祈念式典でささげられる。

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 84年に平和都市宣言をした市は、戦争の記憶が風化してゆく中、「平和の意味を思い起こすきっかけにしてほしい」と2009年から折り鶴を募っている。市役所や留萌市立病院など4カ所に折り鶴専用ポストを設置し、16日までに6万羽以上が寄せられた。

 市内末広町の後藤多恵子さん(66)は「ちょっとでも何かの役に立ちたい」と4年ほど前から折り鶴作りを始めた。外出する時は常に折り紙を持ち歩き、飲食店での食事の待ち時間やバスの移動時間などにコツコツと作製。今年は5千羽ほどをポストに入れた。

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