北海道

捕鯨船「第一安丸」解体へ 網走川河川敷に30年放置 「いかり」などモニュメントに

07/19 05:00
解体が決まった捕鯨船「第一安丸」
解体が決まった捕鯨船「第一安丸」

 【網走】市は今月、網走川河口付近の河川敷に30年近く放置されていた捕鯨船「第一安丸」の解体に着手する。船は民間が保有し、周辺で緑地帯を整備するため撤去などを求めていた市との協議が難航していた。双方は昨年、市が船を無償で譲り受けて解体することで合意。市は1千万円を投じ、船を解体した上で、いかりなど備品の一部を捕鯨の歴史を伝えるモニュメントとして緑地帯に設置する。

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 第一安丸は全長21・20メートル、44トンで捕鯨用の砲台1門を備える。市内の捕鯨会社「下道水産」が保有し、1970~80年代にはミンククジラなどを年間40~50頭捕った。88年に国際捕鯨委員会(IWC)が世界のミンククジラの商業捕鯨を禁止。船は当時、市内の造船会社が国有地を借りて設置していた造船所横に移された。その後、造船所は移転したが、船はそのまま残されていた。

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