くらし

高齢者に多剤 再考の時 薬の適正使用 国が指針 副作用出やすい傾向

07/03 18:08
高齢者に多剤 再考の時 薬の適正使用 国が指針 副作用出やすい傾向

 1人の患者に多くの薬が同時に処方される「多剤併用」(ポリファーマシー)が、加齢に伴いさまざまな病気を抱える高齢者で問題になっている。種類が増えると、副作用が出やすくなるためだ。厚生労働省は5月、薬の見直しの手順などを示した「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」を初めて策定。指針は主に医師や薬剤師向けだが、薬との付き合い方を改めて考える参考になりそうだ。

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 「今、飲んでいる薬は7種類。一番多い時は10種類もあった」と札幌市北区の自営業男性(79)は話す。8年前に痛風となり、総合病院に通院する。この間、糖尿病や高血圧なども発症し、どんどん薬の種類が増えた。「薬を飲むだけでおなかがいっぱい。少しでも減らしたいのだが」とつぶやく。

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