北海道

旭川家裁、離婚調停に「親ガイダンス」導入 道内初、子どもへの影響説明

04/03 05:00
親ガイダンスで使うスライド画像。親の離婚に直面した「子どもの反応」を図解している(旭川家裁提供)
親ガイダンスで使うスライド画像。親の離婚に直面した「子どもの反応」を図解している(旭川家裁提供)

 【旭川】旭川家裁は今月から離婚調停に入る夫婦を対象に「親ガイダンス」を導入した。裁判所の調査官が、両親の離婚に伴う子どもの心への影響などを説明し、養育環境への配慮を促す。道内初の取り組みで、旭川家裁は「子ども目線で離婚を考えるきっかけに」と期待する。

[PR]

■養育環境への配慮促す

 親ガイダンスは、離婚調停の初回に家裁の面接室で夫婦別々に約30分間行う。スライドを上映し、離婚や別居が子どもに及ぼす影響、親権や養育費などを巡る争いで板挟みになる子どもの心情などを説明。離れて暮らす親と面会して交流することの子どもにとっての大切さや、養育費の支払い義務などについても解説する。ガイダンスは、強制ではなく任意で、未成年の子どもがいる夫婦に勧める。

 この取り組みは盛岡家裁が2012年に国内で初めて実施した。11年の民法改正で離婚の際は「子の利益を最も優先して考慮しなければならない」と明記されたことがきっかけ。その後、京都家裁や大阪家裁などにも広がっている。

残り:620文字/全文:1044文字

全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。
ページの先頭へ戻る