北海道

小田5位「メダル取りに来た。悔しい。悔しいです」 男子1500メートル

02/14 03:22 更新
男子1500メートルで5位に入った小田卓朗。右は同走して優勝したキエルド・ナウシュ=江陵(藤井泰生撮影)
男子1500メートルで5位に入った小田卓朗。右は同走して優勝したキエルド・ナウシュ=江陵(藤井泰生撮影)

 長らく日本が世界から水をあけられていた男子1500メートルで、小田が表彰台へ0秒51差まで肉薄した。

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 1988年カルガリー五輪の青柳徹と並ぶ日本勢過去最高の5位。ただ、メダルだけを見据えていた日本記録保持者は「メダルを取りたくてここに来たので。悔しい。悔しいです」。ゴール後はハイタッチしようとしたコーチの手に反応できないほど、自分への落胆が大きかった。

 同走は昨季の世界距離別選手権王者のナウシュ。中盤までは互角のレース展開だったが、700~1100メートルで突き放され「そこで勝負がついてしまった」。

 今季日本記録を樹立した得意種目を「本当は嫌い。一番つらくて追い込まれる」という。浦河第二中までは短距離選手だったが、山形中央高では、スケーティングを覚え込ませたいという監督の意向で中長距離に転向した。「やれるのであれば、500メートルをやりたいですよね」。注目度の高い花形種目への愛着がずっと残っていた。

 ただ、今季その心境が少しずつ変わってきた。昨年のW杯転戦中に、氷をより捉えやすいブレード(刃)に変更。「ずっと恐怖と戦ってきた」と小学生から苦手だったカーブワークが向上し、タイムはどんどん縮まった。「やっと好きな種目になった」。今では自信を持って言えるようになった。

 「やる前なら満足できた結果かもしれないけれど、やっぱりメダルが欲しかった」。か細い声で話し、頬には涙が伝った。それでもまだ小田の五輪は終わっていない。23日の1000メートルにすべてを懸ける。(五十嵐順平)

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