クマに襲われたか、林道に遺体 頭部から出血 滝上

07/12 22:42 , 07/13 01:15 更新

 【滝上】12日午後2時ごろ、オホーツク管内滝上町滝ノ上原野の林道で、車で通りかかった森林管理署職員が、頭部から大量の血を流している性別不明の遺体を見つけ、紋別署に通報した。同署は、遺体の近くにヒグマとみられるふんがあったことから、クマに襲われた可能性があるとみて調べている。

 同署によると、腐敗は進んでおらず、12日までの数日間に死亡し、服装などから登山に来ていたとみられる。林道入り口近くの国道横に無人のレンタカーが止められたままになっており、関連を調べている。

 遺体は、国道の浮島トンネル入り口から約3キロ、浮島湿原へ進んだ林道沿いで見つかった。町によると、林道は整備されていないため通行止めの看板が立てられ、通常は人が訪れる可能性は少ないという。町は、駆除のためハンターを出動させるか13日午前にも協議する。

 道内では今年4月に釧路管内厚岸町の山林で男性(60)がクマに襲われて死亡。今月2日には渡島管内福島町の山林で、クマに襲われたとみられる女性の遺体が見つかっている。道警によると、福島町と今回の被害がそれぞれクマによるものと確認されれば、1年間にクマによる3人の犠牲者が出るのは、2008年に3人が死亡して以来。

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