緊急事態初日、人出減る すすきの駅22.7% 大通駅6.3%

05/18 00:02 , 05/18 00:03 更新

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、道内に緊急事態宣言が発令された初日の16日の人出は、1週間前の9日と比べておおむね減少したことが携帯電話の位置情報分析で分かった。札幌市営地下鉄すすきの駅周辺は22・7%減など道内6カ所の調査地点のうち4カ所で減り、宣言による外出の抑制効果がある程度表れた形だ。

 通信大手ソフトバンクの子会社「Agoop(アグープ)」の公開データによると、16日と9日の午後3時台の人出を比べると、JR新千歳空港駅で16・6%、JR函館駅で12・2%、市営地下鉄大通駅で6・3%それぞれ減少した。JR札幌駅は1・1%増とわずかに上昇し、9日は雨が降った小樽運河は33・5%増だった。

 札幌市内では9日、市内全域に「まん延防止等重点措置」が適用され、不要不急の外出や往来自粛などの対策が始まった。12日からは市内全域の飲食店などを対象に、午後8時までの時短営業と終日の酒類提供自粛要請も行われている。

 宣言発令初日の16日と重点措置適用前の日曜だった2日と比べても、減少幅が拡大した地点が多かった。新千歳空港駅が最大の34%減で、函館駅は26%減、札幌駅は22・6%減、大通駅は7・7%減だった。

 宣言発令2日目で、初の平日となった17日の人出も1週間前の10日よりも減少した。NTTドコモのデータを集計した17日午後3時時点の道内4地点の人出は、新千歳空港が17・9%減と減少幅が最も大きく、札幌駅で9・4%減、JR旭川駅で7%減、すすきので5・9%減だった。(高橋尚哉)