宿泊療養の80人、ホテルに入れず 感染者急増で

2020/11/09 10:34

 道は8日、新型コロナウイルスの感染者のうち、7日までに確認された軽症や無症状の80人について、受け入れ先となる宿泊療養施設のホテルに入れず、自宅療養していることを明らかにした。感染者の急増により、ホテルの入退所の手続きなどが遅れたため。

 軽症や無症状の感染者で、医師などが入院治療は必要ないと判断した場合、道が札幌市南区に確保したホテルに収容されることになっている。家庭内での感染などを防ぐ目的で670人分の部屋数を確保している。

 7日時点の宿泊療養者は432人で、この半月で4倍以上に膨れ上がっている。80人は札幌市内や近郊の感染者とされ、道は「想定を上回る感染者数となり、受け入れに遅れが出ている」とし、早期の収容を目指すとしている。

 感染者の急増を受け、鈴木直道知事は6日の記者会見で、札幌市内に宿泊療養施設を1カ所追加する方針を示している。(内藤景太)