コールセンターの環境改善訴え さっぽろ青年ユニオンが札幌市に要望書

2020/06/04 21:15

 新型コロナウイルスの感染リスクが高い密閉、密集、密接の「3密」状態で働くコールセンター従業員の職場環境改善を求め、個人加盟の労働組合「さっぽろ青年ユニオン」(札幌)は4日、札幌市に要望書を提出した。市内のコールセンターで4月にクラスター(感染者集団)が発生し、同ユニオンには従業員から感染の不安を訴える声が多く寄せられている。

 岩崎唯委員長らが、コールセンターでの感染対策徹底や、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状で休んだ社員への休業手当支給を事業者に指導するよう求めた。

 同ユニオンによるとコールセンターの従業員から、「自分の職場も3密状態で不安」「ロッカーや休憩室が共用で感染が心配」などの相談が声が寄せられている。

 市によると2019年末現在、市内のコールセンターで働く人は約4万3千人。岩崎委員長は「コールセンター誘致は市の政策で進められてきた。市には職場環境の改善も行ってほしい」と訴えた。(袖山香織)