<野々村流>元気な再開 一番のメッセージ

02/27 05:00

 Jリーグが25日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月15日までの公式戦の延期を発表しました。試合を楽しみにしてくれていたファンや、準備していた選手たちに申し訳ない気持ちはありますが、当然の判断かなと思っています。

 実はその数日前に、クラブとして、3月7日の札幌ドームでのホーム開幕戦の延期を決めていました。屋外に比べてドームが感染リスクが高いとみられていたこともあります。そもそもスタンドの観戦環境が感染につながる可能性が高いと思っていました。どんな病気か正確に分かってない、薬がないという状況で、試合をやるのはどうなのかと、Jリーグには意見をしていました。

 無観客試合に関しては、私の中ではありえないです。ホームのサポーターと一緒になって試合をつくっていくという強い思いを持っているからです。

 Jリーグがいかに元気に再開できるかが、東京五輪に向けても大事だと思います。サッカーが世界的なスポーツだという観点からも、日本のJリーグが中断して再開して多くのお客さんが来て、もう大丈夫だと示すことが、海外の人への一番わかりやすいメッセージにはなるはずです。

 コンサドーレは北海道を盛り上げるために存在しています。中断による経営面での痛手はありますが、安心で安全な環境を取り戻すことが先決です。またファンを楽しませる試合を見せたいと思っています。そのために、選手たちもキャンプが長引き精神的に大変な中で、準備をしてくれていますから。(コンサドーレ社長)