胆振支援、オホーツク管内から続々 道看護大が段ボールベッド発送

09/12 05:00 , 09/12 09:50 更新

胆振東部地震の被災地に送る消臭剤「きえ~る」を箱詰めする環境ダイゼンの社員=10日

 胆振東部地震で被災した胆振管内厚真町などの避難施設に支援物資を送る動きが、オホーツク管内で広がっている。日本赤十字北海道看護大(北見)は段ボールベッド400個、北見市端野町の消臭剤製造・販売「環境ダイゼン」は消臭剤1110個を発送した。避難所ではストレスなどで体調を崩す人も増えており、関係者は「生活環境の改善に少しでも役立ってほしい」と願っている。

 段ボールベッドは、段ボールを箱状に組み立てて並べる簡易ベッド。寒冷地防災研究に取り組む同大は、長さ1メートル95センチ、幅90センチになる段ボールベッドを備蓄しており、道の要請を受け発送。10日、厚真町の避難施設5カ所に設置された。

 床で寝るよりも身体への負担が少なく、静脈血栓塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)予防の効果がある。35センチの高さがあるため、床からの冷気も防げる。

 避難施設で設置の指導をした同大の根本昌宏教授(寒冷地防災学)は「関係者の協力で素早く整えることができた。高さがあるので、高齢者も楽に寝起きできるのでは」と話した。