厚真火発の全面復旧11月以降 経産相 1号機は今月末以降

09/11 12:53 , 09/11 13:52 更新

 世耕弘成経済産業相は11日の閣議後記者会見で、胆振東部地震で停止中の北海道電力苫東厚真火力発電所(胆振管内厚真町、合計出力165万キロワット)の全面復旧時期について11月以降になるとの見通しを示した。ただ、停止している揚水式の京極発電所(後志管内京極町)の2号機(20万キロワット)が今月14日、1号機(20万キロワット)が同21日に稼働する見込みで、稼働後は節電を前提に「計画停電の実施リスクが低下する」と語った。別の火発が稼働することで10月下旬には通常の供給力が整うという。

 世耕氏は「北電から10日夜に報告を受けた」とした上で、故障中の苫東厚真火発の3基の復旧時期に関し1号機が9月末以降、2号機が10月中旬以降、4号機が11月以降と説明。当初少なくとも1週間程度かかるとしてきた想定よりも遅れる見通しを示した。

 1、2号機は損傷したボイラー内の配管を修理する必要があるほか、4号機は現時点で作業員が損傷したタービン部品の周辺へ立ち入ることができておらず、点検や修理に時間を要するため。