エクアドルと外交樹立100年 「アートの架け橋に」 函館で22、23日 エリザベスさん一人劇

09/11 17:00

チラシを手に「日本とエクアドルのつながりを作っていきたい」と話すエリザベスさん(右)と野村さん

 【函館】南米エクアドル出身のエリザベス・カベサスさん(32)による一人劇「VOZ de ALMA(ボスデアルマ)夢イシキノ中サエズル鳥」が22、23の両日、函館市湯川町1の「Tune Hakodate(チューン ハコダテ)」で開かれる。日本とエクアドルが外交関係樹立から、今年100年を迎えたのを記念して上演する。

 エリザベスさんは、2006年からエクアドルで演劇を始め、女優として多くの舞台に出演。15年の函館移住後は、人形作家の野村周平さん(34)とともにエクアドルの精霊人形を制作するとともに、2人の演劇ユニット「アペワイラ」を設立した。16年に自ら脚本、演出を手がけた一人劇「ボルベール」を上演したほか、「はこだて国際民俗芸術祭」など各地のイベントに参加している。

 上演する「ボスデアルマ」は前作の「ボルベール」を元にした作品で、直訳すると「魂の声」。歌手を夢見る主人公「ナディア」が、歌手として成功した都会の叔母を訪ねるストーリーで、全役をエリザベスさんが日本語で演じる。テーマは「夢を持ち続けること」。登場人物にはそれぞれ「純粋」「傲慢」など特徴を与えた。