新千歳空港、出発できず1600人が一夜 ごった返すターミナル

09/08 05:00

足止めを余儀なくされ、配られた毛布を床に敷いて寝そべる利用客=7日午後8時20分、新千歳空港国内線ターミナルビル(金本綾子撮影)

 【千歳】胆振東部地震による大規模停電でまひしていた道内の交通機関は7日、徐々に再開した。午前中に国内線の運航が再開した新千歳空港では、6日に搭乗予定だった乗客に加え、7日の予約客も詰めかけ、国内線ターミナルビルは夕方までごった返した。7日は運航予定便の4割に当たる175便が機材繰りなどで欠航し、約1600人が空港ビルに泊まり込んだ。

 「8日の搭乗券が取れ、帰るめどが立っただけで安心」。6日に秋田県能代市に戻る予定だった無職仙北(せんぼく)隆さん(66)は、国内線ビルのロビーに毛布を敷きながら疲れた表情を見せた。

 国内線のビルでは出発客が長蛇の列をつくったが、搭乗券を買えない人も多かった。足止めを余儀なくされた利用客のため、ビル運営会社は国内線ビルの1、2階を開放し、毛布を配布した。