下川の空き家情報、まとめて発信 移住促進へサイト

09/05 09:52

下川町内の空き家の地点をまとめた地図が見られるパソコン画面

 【下川】町の第三セクター、町ふるさと開発振興公社は町内の空き家の活用に向けたニーズ調査や、「空き家バンク」の情報サイト開設作業を本格化させている。近年の高齢化で増えている空き家を希望者らに紹介し、移住・定住の促進を図る狙い。公社は町中心部の空き地について、雪堆積場への活用を検討中で「町の活性化につなげたい」と期待を込めている。

 公社は2016~17年度に国土交通省の空き家対策のモデル事業採択を受け、町内の空き家の実態を調査。昨年9月から町内で住宅を購入する希望者に空き家を紹介し、これまでに建物の売買6件、賃貸借は7件で契約を成立させた。

 公社によると、現在、町内には約80戸の空き家がある。ただ、多くの所有者が売却を希望する一方、町への移住を検討する人の多くが賃貸物件への入居を望む「ミスマッチ」(公社)が起きている。このため現在も移住希望者が15人いるのに入居が実現せず、賃貸物件が空くのを待っているという。