リベンジするも惜しい失点

09/04 05:00

▽第25節 札幌 3―1 神戸 (1日、札幌ドーム) 「イニエスタ効果」もあって3万2千人余りの大観衆が詰めかけた札幌ドームでの神戸戦。前回敵地での対戦では0―4と惨敗し、「唯一納得できないゲーム内容」とペトロビッチ監督が愚痴をこぼした相手である。どうしてもリベンジしたいという思いが選手たちにもあった。 結果は3―1と見事に借りを返し、内容も神戸を圧倒した。よほどうれしかったのか、試合後の会見ではペトロビッチ監督の口は止まらなかった。 「スター選手であるイニエスタやポドルスキの個の能力は高い。札幌にはスター選手はいないが組織プレーで対抗する。それでも、チャナティップはタイのメッシでイニエスタ同様に素晴らしいプレーをしている」「札幌は相手チームにとって、もう勝ち点3を安易に計算できるチームではなく、リスペクトされるチームである」 そんな監督の言葉がオーバーな表現ではないと思わせるくらい、この日の札幌の出来は良かった。ポドルスキはイライラして前半で退場し、イニエスタは後半早々に途中交代。彼らがお目当てだった観客には残念なゲームになった。 彼らがいなくなったことで札幌は楽に試合を進められるようになったが、裏を返せば、2人を自由にプレーさせない札幌の厳しい守備があったのだ。 ただ、唯一の失点はまたもセットプレーから。今回は、これまで再三やられていたコーナーキックをニアで合わせられたものではなかったが、都倉がFW長沢のマークを外してしまったのだ。 前節の清水戦の失点も都倉が絡んだものだった。都倉は巧みな動きで4試合連続得点となる2点目の追加点を決めていたが、与えてはいけない失点にモヤモヤしていることだろう。 前半ロスタイムのポドルスキの退場で、数的優位が続いたこの試合。3―0、4―0で終わってほしいゲームであった。(平川弘=サッカー解説者、元日本代表) 神戸戦 選手名 出場 評価 ひとこと GK 具聖潤 ◎ C オフサイドに助かるFK DF 進藤亮佑 ◎ C いいサイドチェンジあり 金眠泰 ◎ C 速いカバー 福森晃斗 ◎ B 都倉へ優しいパス、FK MF 宮沢裕樹 ◎ C 惜しいヘディング 深井一希 ▽ C コースに体入れる 荒野拓馬 ▲ C 良かったよ 早坂良太 ◎ C スペースでのプレーは○ 菅大輝 ▽ B 2点目取れたのに 石川直樹 ▲ C ダイレクトだったね FW 駒井善成 ▽ C 菅へピンポイント 宮吉拓実 ▲ C ターンだよ チャナティップ ◎ B 取られずに状況打開 都倉賢 ◎ C 4戦連発も失点に絡む ※出場は◎フル出場▽先発途中交代▲途中出場
 評価はA大変良いB良いC普通D悪い、―は採点不可