いきなり激戦に突入 王位戦第5局

08/30 11:45 , 08/30 13:53 更新

藤井猛九段が読み上げた封じ手を指す豊島将之棋聖(手前右から2人目)。同左は菅井竜也王位

 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑戦している第59期王位戦7番勝負(北海道新聞社主催)の第5局は30日午前9時、徳島市の渭水苑(いすいえん)で再開し、指し継がれた。

 前日の手順、4六銀(49手目)までを再現した後、立会人の藤井猛九段が豊島の封じ手2五歩を示し、2日目の対局が始まった。

 この2五歩で戦端が開かれ、1日目の持久戦ムードから一変、いきなり激しい戦いに突入した。豊島が2五桂(54手目)と攻めをつないだのに対し、菅井は角をさばいて2六歩(59手目)の桂取りで応戦。

 豊島は桂損の代償を角の打ち込みに求め、9九角成(68手目)で香を入手した。中盤の難所が続いている。

 藤井九段は「封じ手はやや意外な感じで、勝負手気味の仕掛け。玉頭は菅井陣が手厚くなったため、豊島陣は馬をどう働かすかがポイント」と話した。

 勝敗は同日夜までに決まる見込み。