障害者数水増し問題で非難声明 「国民への背信行為」

08/27 18:33

 中央省庁が雇用する障害者数を水増ししていた問題で、日本障害者協議会(藤井克徳代表)は27日、「法を順守しなければならない行政による国民への背信行為だ。障害分野に走った衝撃は計り知れない」と非難する声明を発表した。

 声明では、40年以上にわたって不正算入を正せなかった厚生労働省の責任の重大さを指摘。「行政の指導力が鈍り、企業が不信を抱くのは当然」として、民間企業による障害者雇用に悪影響が及ぶことへの懸念を示した。

 徹底した真相解明と透明性の高い検証体制の確立を求め、「前代未聞の出来事が障害者の労働、雇用政策の抜本的な改革の契機となることを願う」と強調した。