シベリア抑留犠牲者を追悼、東京 経験者ら「国挙げて実態解明を」

08/23 17:41 , 08/23 18:04 更新

シベリアやモンゴルの抑留犠牲者を追悼する集いで献花する新関省二さん=23日午後、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑

 戦後にシベリアやモンゴルで抑留され、強制労働に従事させられ死亡した日本人犠牲者を追悼する集いが23日、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で開かれた。抑留経験者や遺族ら約200人が集まり「当事者の高齢化が進んでおり、国を挙げて抑留の実態解明に取り組んでほしい」と訴えた。

 シベリア抑留者支援センターが主催。旧ソ連の指導者スターリンが1945年に日本兵移送を命じる極秘指令を出した8月23日に毎年開かれ、今回で16回目。

 抑留経験者で、センターの監事の新関省二さん(92)は「ロシア側に膨大な資料がある。日ロの専門家を総動員して実態解明をしてほしい」と述べた。