札幌ドーム命名権売却へ 市、日ハム移転見据え

08/18 08:00

 プロ野球北海道日本ハムの新球場を核とするボールパーク(BP)構想に関連し、札幌市は球団が2023年に札幌ドーム(豊平区)から北広島市内に本拠地を移した後の収入確保策として、ドームのネーミングライツ(施設命名権)を売却する方針を固めた。過去に売却が不調となった経緯や、球団側がBP事業化の構想で詰めの作業をしていることから、市は命名権売却の時期や金額などを慎重に見極め最終判断する。

 日本ハムがBP構想を発表した春以降、市はドームを運営する第三セクター「株式会社札幌ドーム」(ドーム社)と共に、球団移転後の収入確保策を検討している。秋元克広市長は「日本ハムが本拠地を移すとなれば当然、一つの方策としてネーミングライツもあり得る」と話している。

 市は11年に2度、ドームの命名権購入企業を公募したが、協賛金(命名権料)が「年5億円以上」と高く成約に至らなかった。日本ハムの本拠地でなくなるとドームのメディア露出は減るため、協賛金の設定も抑制を迫られそうだ。