ニトリが小樽・銀鱗荘取得 宿泊業に参入

08/14 06:00 , 08/15 16:25 更新

ニトリHDが取得した小樽の老舗旅館「銀鱗荘」

 【小樽】家具・インテリア小売り製造最大手ニトリホールディングス(HD、札幌)は13日、明治期に建てられ道内屈指の高級温泉旅館として知られる小樽市の銀鱗荘(ぎんりんそう)(桜1)を取得したことを明らかにした。20日から子会社ニトリパブリック(札幌)が運営する。ニトリHDが宿泊業を手掛けるのは初めて。

 銀鱗荘は鉄筋コンクリート一部木造3階建ての本館と同5階建ての新館からなり、延べ約3千平方メートルで14室。小樽港の南部に面した平磯岬の高台に位置し、客室や露天風呂から石狩湾を一望できる。内外装には明治期の雰囲気が残り、外国人客にも人気だ。宿泊料金は3万4710円から(2人1室利用の1人料金、朝夕食付き)。

 ニトリHDは、1985年から所有、運営している東京の観光レジャー開発業者から購入の打診を受け6月末に土地と建物を取得した。取得費は非公開。ニトリパブリックが従業員約40人の雇用を引き継ぎ高級路線を継承するとともに、日帰り温泉や建物の一般公開など多くの人が利用できるサービスも検討する。