仕事しっかり滞在ゆったり 帰省型テレワーク定着へ支援 北見市、拠点施設を無料に

08/10 05:00

夏休み前に帰省し、サテキタでテレワークをする西村貴子さん

 首都圏に暮らすオホーツク管内出身者が夏休みなどの前後に北見で遠隔勤務する「帰省型テレワーク」を定着させようと、北見市が首都圏の管内出身者の誘致に力を入れている。市は市内のテレワーク拠点施設の利用料を無料にすることなどの支援策を掲げPR。地元に長く滞在できるなどの利点を評価し今夏、5人が体験する予定だ。市はUターンや移住の増加にもつながるとみて、今後も誘致に力を入れる。

 市は昨年度から誘致に着手。長期休暇で管内へ帰省する人に対し、勤務先の理解も得た上で休暇の前後も含めて帰省してもらい、出勤日には北見でテレワークをしてもらうというプランを提案した。

 市内の中心商店街のテレワーク拠点「サテライトオフィス北見」(サテキタ)の利用を無料にすることを打ち出し、首都圏の企業で働く管内出身者に働きかけ、昨年度は東京のIT企業に勤務する3人が夏休みや正月休みの前後に体験した。

 本年度の体験者5人のうち、東京・渋谷の会計事務所にパート勤務する西村貴子さん(37)は7~9日、帰省中の美幌町の実家からサテキタに通い、会計ソフトへの入力作業などを行った。この間は出勤扱いとなるため、翌週の夏休みと合わせて通常の帰省より1週間ほど長く、地元に滞在できるという。