農作業やスキーリゾート短期労働者向け コンテナ住宅販売 余市移住岩本さん

08/02 05:00 , 08/02 09:54 更新

余市町内で期間限定で営業したモバイルハウスのハンバーガーショップの前に立つ岩本さん

 【余市】町に移住した若手起業家が、農作業やスキーリゾートなどの短期労働者の宿舎向けに輸送用コンテナを改装した住宅の販売とレンタル事業に取り組んでいる。今春から展示を兼ねたコンテナのハンバーガーショップを余市町や仁木町などで開いている。

 「モバイルハウス」と呼ばれるコンテナ住宅の事業を始めたのは岩本淳兵さん(26)。岩本さんは北大工学部の学生時代、札幌近郊に泊まり込みながら農作業のアルバイトをするサークルを立ち上げた。当時の経験から「農村で農繁期に短期間利用できる若者向けの宿泊施設の不足を痛感」して事業を着想した。

 2016年春に余市町に移住。サークルの体験から短期間ワーカーのための簡易住宅として、輸送用のコンテナの内部を住居に改装、台車に載せて自動車で必要な場所まで移動するモバイルハウスを自作。同年12月、モバイルハウスの販売とレンタルを行う合名会社「Country Works」(カントリーワークス)を立ち上げた。

 モバイルハウスは奥行き約6メートル、幅約2メートル50センチ、広さは約15平方メートル。現在店舗用と宿泊用の2タイプがあり、宿泊用は二段ベッド、トイレとキッチンもついている。レンタル料金は期間によって1カ月6万5千円から9万円。