地域癒やすアイドル犬 介護施設で利用者と交流 北見

07/19 11:27 , 07/19 11:28 更新

近くの幼稚園児と遊ぶモコ

 主人を亡くして近くの住民に引き取られた北見市留辺蘂町旭中央に住むトイプードル犬「モコ」が、人なつっこい性格で地域の人気者になっている。グループホームに出向けば、まるで心身を癒やすセラピー犬、幼稚園の園児たちの遊び相手にと大活躍。世話をする住民も「モコのおかげで近所付き合いが増えた」と笑顔だ。

 モコは11歳の雄。2014年に飼い主が亡くなり、一時、その息子が世話をしていたものの、仕事で家に帰れない日もあったことから、16年4月、近くに住んでいた菅原徳子さん(88)、田岡ひろみさん(70)、秋葉セツ子さん(79)で引き取ることにした。

 3人でえさ代を負担。普段は菅原さん宅で過ごし、田岡さんの夫の信行さん(81)が朝夕に散歩させるのが日課だ。

 人に吠えずに寄っていって、誰にでもなつく性格のモコは、次第に地域でも大人気に。昨春、近くのグループホームのそばを散歩していた際、利用者から誘われて訪問。以来、「一緒に遊ぶと元気が出る」と気に入られて、今では月2回、利用者と交流するようになった。

 近くの幼稚園でも人気で、毎朝、モコは園児を乗せたバスを道路からお見送りするほか、モコと遊ぶために園児が菅原さんたちの家を訪れることもある。