備蓄米破損報告避け検査印偽造か 日通の不正問題

07/04 17:41

 日本通運が政府備蓄米の管理を巡り検査印を偽造していた問題で、担当者は袋の破損時などに義務づけられた国や社内への報告を避けるために不正をしたと説明していることが4日、日通や農林水産省への取材で分かった。日通は同じ倉庫で保管していた1316トンを焼却処分する方針を示し、「法令順守を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

 不正をしたのは日通の広島支店の関係者4人。袋が破損や水ぬれした場合、報告した上で焼却処分し、相当額を事業者が国に支払う仕組みだった。担当者は社内の評価などを気にして報告しなかった可能性があるという。