さよなら「おやこ劇場」 岩見沢で33年間 最終舞台は8日の人形劇

07/04 05:00

舞台上演では会員の子どもたちが進行役も務める岩見沢おやこ劇場の例会=2016年11月

 【岩見沢】生の舞台鑑賞を通じて交流を育んできた市民団体「岩見沢おやこ劇場」が来月、33年間の活動に幕を下ろす。子供から大人まで幅広い世代の会員が集い、祭りやキャンプなど多彩な催しを企画してきたが、少子化で会員数減少に歯止めがかからず、活動終了を決めた。今月8日に最後の舞台鑑賞機会となる人形劇が市文化センター(9西4)で上演される。

 全国各地にある「おやこ劇場」や「子ども劇場」は、優れた芸術に親子で触れてもらおうと、1966年に福岡県で始まった取り組み。岩見沢おやこ劇場は85年に設立された。

 最盛期の90年に会員数860人を数えたが、現在は94人。古田公美(ひろみ)運営委員長(58)は「共働きが増え、運営の担い手も不足していた。大人も子供も忙しい時代なのかも」。今年5月に市内の事務所を閉鎖。毎年8月にゲームや料理などで交流する「おやこまつり」を最後に活動を終える。