レジェンド 折茂武彦


                                                    


              

バスケットボール界のレジェンド、折茂武彦

Bリーグ2019-20年シーズンを最後に、27年の現役生活に幕を下ろした





東京都生まれ 。1993年にトヨタ自動車入団。長らく日本代表で活躍し、世界選手権にも出場した

最初はトヨタ自動車の社員だった折茂だが、プロへの憧れを募らせる

契約選手を経てプロチームへの移籍を決意する





2007年
37歳の時、日本リーグへ新規参入する
レラカムイ北海道へ入団







初めてのホーム開幕戦。会場は満員だった

「ホームがこんなにいいものだと、
 長い間バスケットをやってきて初めて思った」

だが、レラカムイは2011年に経営難に陥った

そこで立ち上がったのが折茂だった


                            
                                                 

「北海道に何としてもチームを残したい」

私財を投じてレバンガ北海道を設立。運営会社の理事長に就任した

                         

                                                

慣れない経営者と選手の2足のわらじ。
時には孤独を感じることもあった

                                                          
                        

それでも
「北海道にきてくれてありがとう」
というファンの声が折茂を奮い立たせた

                            



                                

2015年8月
債務超過解消のめどがつき、レバンガのBリーグ1部参入が決まった。「多くの支援をいただき 感謝します」

折茂の目から涙がこぼれた

                                                                                                  

2016年9月
Bリーグ開幕。 念願の新リーグのコートに立った

                                                                                                       

2019年1月のアウェー三河戦
日本出身選手初となる通算1万得点を達成

                                                                                                  

2019-20年シーズン開幕直前の10月1日、 記者会見で現役引退を表明した







積極補強をしたレバンガは開幕4連勝と躍動したが、プレータイムは激減した。

悔しさを胸に秘め、チームを鼓舞した

                                                                           

          

2020年1月
Bリーグオールスター初出場 。ともに日の丸を背負った仲間とプレーし、笑顔が絶えない時間を送った

                                                                         

2020年3月27日
新型コロナウイルス感染拡大の影響でBリーグは打ち切りになった

突然訪れた引退の日

「最後のシーズンがこういう感じなのか…」






悔いは残った

それでも5月3日に改めて引退会見を開き、27年の選手生活に終止符を打った

レバンガ北海道提供

ファンからは現役続行を望む声もあった

しかし…

「これで引退だと決まった時に荷物を1回おろしてしまって、あまりにもその荷物が重くて、持ち上がらなかった」










今後はクラブの経営に専念する

「代表としてクラブをしっかりと
 育てていくのが僕のこれからの役割」

日本バスケットボール界の発展、未来を担う子どもたちのため、折茂の挑戦は続く

2020年6月22日公開
写真
藤井泰生、伊丹恒、大島拓人(写真部)

デザイン
斉藤奈津子(編集本部)

編集
石川仁美(運動部)
津田祐慈(編集本部)