北海道 
心に映えた冬の絶景

長く、厳しい北海道の冬もようやく終わり。流氷や雪景色など、寒さがつくり出す幻想的な美しさは、多くの道民や観光客を楽しませてくれました。

北海道新聞のカメラマンがとらえた2020-21年冬の「アートな絶景」を紹介します。

冷え込みでできた薄い氷が川面を流れ、朝日に照らされて黄金色に輝く=十勝管内幕別町札内川

結氷した湖内に出現した「アイスバブル」。厳冬が生み出す自然の芸術に、多くの人々が魅了されている=十勝管内上士幌町の糠平湖

洞窟天井から落ちた水滴が岩肌に凍りついてできた「氷筍(ひょうじゅん)」。愛称「ニョロニョロ」=胆振管内伊達市大滝区の百畳敷洞窟

十勝管内豊頃町大津の海岸で冬に見られる氷の塊「ジュエリーアイス」。透明な氷が光を受けて輝く様は、まさに宝石のようだ

ジュエリーアイスは釧路港付近でも。波に乗って海岸に打ち上げられた氷の塊は、大きいもので長さ1メートル以上になる

年末年始にかけ、厳しい寒波に見舞われた北海道。連日の冷え込みで、凍り付いた灯台と消波ブロック=北見市の常呂川河口付近

たくさんのつららが目を引く檜山管内奥尻町湯浜の観光名所「ホヤ石の滝」。滝の高さは約25メートル。圧巻の光景だ

神秘的な輝きを放つ霜の花。岩肌をびっしりと覆い尽くしている=上川管内上川町の層雲峡(魚眼レンズ使用)

オホーツク海を南下する流氷帯が網走市沖約2キロ付近まで接近。遠くに知床連山を望む好天の下、流氷観光船「おーろら2」は氷を割りながら海上を勇壮に進む

北見市の常呂川で発生した「けあらし」。水面から立ち上った霧が湯気のように見える現象で、朝の街をすっぽりと包み込んだ

阿寒摩周国立公園の摩周湖(釧路管内弟子屈町)で進む結氷。凍ったり解けたりを繰り返し、複雑な模様が浮かび上がる

岩見沢市内の農地で描かれた融雪剤のしま模様。春の農作業もいよいよ本格化する

十勝管内広尾町と日高管内浦河町にまたがる野塚岳山頂(1353メートル)から北方向にトヨニ岳(1493メートル)を望む。野塚岳周辺は谷筋に雪崩跡が散見され、急速に春の装いに変わりつつある

編集
鰐渕小百合、伊東由衣(編集本部)
2021年4月5日公開