Summer of Hokkaido 2020

from The Hokkaidoshimbun Instagram

2020年の夏は、特別な夏でした。

新型コロナウイルスの感染拡大で、自由に旅行することができなかった人も多いでしょう。

例年通りには楽しめなかった「2020年の北海道の夏」を、
北海道新聞のカメラマンが撮影しました。インスタグラムに投稿した写真をまとめてご紹介します。
帯広神社の花手水(はなちょうず)。「新型コロナという目に見えない不安を感じる生活の中で、心に明るさや潤いを感じてもらえれば」という権禰宜(ごんねぎ)の思いがこもったお花たちです。 神社つながりで。美瑛神社の「風鈴まつり」。夏以降の平穏を祈る「夏詣」にちなんで行われています。約200個の風鈴が涼しげな音色を境内に響かせました。
旭川中心部の七条緑道で行われた「あさひかわ希望のあかりプロジェクト」では、コロナ収束を願い、400個のちょうちんに明かりがともされました。
新北海道スタイルをPRするため、札幌市内で7月に行われたライトアップ。安心して過ごせる街になることを願い、安全などを思い起こす緑色で照らしました。
「夏の北海道」といえば、一面のラベンダー畑を思い浮かべる方も多いのでは。中富良野町の観光農園「ファーム富田」では、紫のラベンダーが他の花々とコントラストを描きました。 北海道らしい光景は、こちらにも。東神楽町の農場に並ぶ牧草ロール。一つの直系は1.5メートル、重さは約400キロもあります。
夏らしい満開のヒマワリは「八雲町の花」でもあります。町の花なのに、「見て楽しめる場所がない」と、町内の農家の男性が、2年前から遊休農地に種をまいています。今年は範囲を広げ、2カ月間で40万本もの花が咲きました。
涼しげな写真を。函館を流れる松倉川の支流・湯の川上流にある滝です。通称「大滝」。木漏れ日を受け、キラキラ輝いています。 涼しさでいえば、海の中も!積丹ブルーの海底には、柱のような岩が並ぶ
「柱状節理」の地形が連なり、ダイバーの人気を呼んでいます。お花畑のようなヒダベリイソギンチャクも見どころ。

暑いのは人間だけではありません。「はぁ~。ひんやりいい気持ち~」。そんな声が聞こえてきそうな表情をしているのは、札幌市円山動物園のホッキョクグマのデナリ(雄、26歳)。札幌で真夏日を観測した日に氷を贈られました。
夕日の名所として知られる留萌の黄金岬。夏は磯ガニ釣りを楽しめるような穏やかな波ですが、冬は「世界三大波濤」の一つと呼ばれるほどの荒波が押し寄せます。
2020年だけの貴重なショットは、何といってもネオワイズ彗星です。米航空宇宙局(NASA)が3月に発見。道内では7月中旬以降、日没後の北西の低い空で観測できました。北に行くほど長時間見られるため、稚内には道内外から天文ファンが訪れました。
高層ビルが立ち並ぶ札幌の上空でも、伸びた白い尾がくっきりと確認できました。
弟子屈町の摩周第一展望台から、斜里岳の上空に輝く姿。摩周湖の湖面にも反射しています。国立天文台によると、次に太陽に近づくのは5千年以上先。人々はどんな空を見上げるのでしょうか。
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2020年9月29日公開
編集
田中徹デジタル編集委員
鰐渕小百合、津田祐慈
(編集本部)