フォトランド HOKKAIDO 冬のはなし

フォトランド HOKKAIDO 冬のはなし

審査評  今回のテーマ「冬のはなし」には、人との触れあいや、物語を感じさせる自然風景、動物の様子など、67人から192点の応募がありました。
 1席「師走の街角」は、函館のクリスマスイベントでのスナップ。サンタの衣装でスポットライトを浴びる2人の子どもの姿に加え、奥の窓からはにぎわう室内の様子もうかがえます。難しい撮影条件の中、雰囲気のある作品に仕上げました。
 壁に映し出した影絵と遊ぶ子どもの姿を写した「懐かしい遊び」を2席に。コンピューターゲームをはじめ、遊具が豊富な今の時代ですが、こうした昔遊びに興じる場面を見ると、懐かしさとともに、心も和みます。
 2席のもう1点は「星を見上げて」。カメラを上に掲げ、ノーファインダーで俯瞰(ふかん)した撮影アングルが秀逸です。キャンドルの優しい色合いに子どもの笑顔がマッチしました。
 3席は3点。「スノー ウエーブ」は作者の毎日の散歩コースにある公園が舞台。冬景色を造形的に捉えました。こんもりとした雪の丸みと樹木の直線的な影が、いいハーモニーを奏でています。
 「旅路の車窓」は窓の映り込みを巧みに利用しました。対称的な構図も力強いです。運行中ではなく、保存車両での撮影とのことですが、会話が弾む楽しい汽車旅のようです。
 2人の幼子とひいおばあちゃんを被写体とした「初めてのかまくら」。自然な様子を捉え、3人がカメラ目線の記念写真としなかったのが良かったです。世代を越えた家族の触れあいの記録となりました。
(北海道新聞社写真部次長 野勢英樹)

2018年3月3日北海道新聞夕刊掲載

1席

「師走の街角」小坂文夫さん=渡島管内七飯町

「師走の街角」
小坂文夫さん=渡島管内七飯町

2席

「懐かしい遊び」加藤憲秋さん=恵庭市

「懐かしい遊び」
加藤憲秋さん=恵庭市

「星を見上げて」伊藤博章さん=札幌市

「星を見上げて」
伊藤博章さん=札幌市

3席

「初めてのかまくら」根駄靖志さん=札幌市

「初めてのかまくら」
根駄靖志さん=札幌市

「旅路の車窓」鈴木佳夫さん=岩見沢市

「旅路の車窓」
鈴木佳夫さん=岩見沢市

「スノー ウエーブ」米山宏さん=旭川市

「スノー ウエーブ」
米山宏さん=旭川市

佳作

「雪積もったね」島崎みほさん=十勝管内音更町

「雪積もったね」
島崎みほさん=十勝管内音更町

「結晶」齊藤修成さん=苫小牧市

「結晶」
齊藤修成さん=苫小牧市

「仲よし3人組」吉村剛さん=千歳市

「仲よし3人組」
吉村剛さん=千歳市

「慈愛の笑み」山崎久子さん=札幌市

「慈愛の笑み」
山崎久子さん=札幌市

「豆降る」富士本晃さん=札幌市

「豆降る」
富士本晃さん=札幌市

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次回のテーマは・・・

いろどり

 次回、12月のテーマは「いろどり」です。何げない日常や自然から感じる季節感、偶然に出合った珍しい光景などを自由な発想で表現してください。


  • 応募点数は1人5点まで
  • 締め切りは11月14日必着
  • 12月1日の夕刊掲載

投稿規定

  • 投稿は、他のコンテスト、本紙の他のコーナーへの重複を(予定も含む)避けてください。
  • パソコンなどによる画像データの合成は不可です。被写体の肖像権には十分注意を払ってください。
  • 投稿方法はA4サイズ以下のカラープリントの郵送かメールに添付する画像データ(JPEG形式を推奨)の送信です。
  • 作品のタイトル、撮影の日時・場所を明記。撮影の状況や作品に込めた狙いなどを短文にまとめてください。
  • 投稿者の郵便番号、住所、氏名、年齢(紙面には原則掲載しません)、連絡用の電話番号も。
  • 郵送の宛先は〒060−8711(住所不要)、北海道新聞編集局写真部「フォトランド」係。
  • メールからの送信はこちらから。
  • 応募作品は返却しません。入賞作品は北海道新聞社のホームページなど電子媒体にも使わせていただきます。
  • 賞金は1席・5万円、2席・2万円、3席・1万円。
  • 応募は1人5点まで。
  • 問い合わせは写真部011・210・5644へ。
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