フォトランド HOKKAIDO 夏のおくりもの

審査評  札幌で10日連続の真夏日となるなど、今夏は全道的に記録的な暑さに見舞われました。この暑さも今回のテーマである「夏のおくりもの」でしょう。季節の風物詩ならまだしも、熱中症の危険にさらされるほどの猛暑は、北海道とは無縁であってほしいです。
 1席「ジャンプ」は人工の滝の裏から飛び降りる子どもたちの姿を捉え、涼やかさの中に動感があります。暑さが続く中、公園は夏休み中の子どもたちでいっぱい。表情はうかがえませんが、水音とともににぎやかな歓声が聞こえてきそうです。
 2席「夏日」は公園の装飾として傘をつるしたユニークな光景に目をつけました。青空、木々の緑を背景に広げた傘が鮮やかで、点景とした子馬が画面のポイントにもなっています。写真共有アプリを活用する現代風にいえば「映える」写真です。
 同「真夏日」は麦わら帽子の編み目から、顔に降り注ぐ光が面白く、夏の強烈な日差しを表現しました。作者は妻を写したものの投稿を拒まれ、仕方なく「自撮り」に。失礼ながら不敵な面構えもいい味を出しています。
 3席「ハロ現象・夏のプレゼント」。ハロ現象とは日がさのこと。シルエットになった人物の配置が妙で、夏の太陽の力強さも表現できています。
 同「水辺の誕生」はハスの花で羽化するトンボを撮影。淡い色合いでバランス良くまとめています。
 同「出番前」は緊張気味の手前の子がポイント。締め込み姿がかわいらしく、祭り開始直前の雰囲気を伝えます。
(北海道新聞社写真部次長 野勢英樹)

2019年9月7日北海道新聞夕刊掲載

1席

「ジャンプ」
佐竹輝昭さん=札幌市

2席

「夏日」
大鹿静彦さん=北見市

「真夏日」
和泉拓男さん=美唄市

3席

「ハロ現象・夏のプレゼント」
小林幸市さん=函館市

「出番前」
吉村剛さん=千歳市

「水辺の誕生」
綱島修さん=十勝管内幕別町

佳作

「やめてくれ~」
加藤憲秋さん=恵庭市

「一心同体」
鈴木幸雄さん=旭川市

「夏空飛行」
山内佳子さん=札幌市

「燃える夏」
吉村登美子さん=千歳市

「美しく咲け」
長田登美子さん=恵庭市

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次回のテーマは・・・

リズム

 次回、12月のテーマは「リズム」です。音や動きを感じさせるような自然の光景や、音楽やダンスに興じる人たちなど、自由な発想で撮影した作品をお待ちしています。


  • 応募点数は1人5点まで
  • 締め切りは11月18日必着
  • 12月7日の夕刊掲載

投稿規定

  • 投稿は、他のコンテスト、本紙の他のコーナーへの重複を(予定も含む)避けてください。
  • パソコンなどによる画像データの合成は不可です。被写体の肖像権には十分注意を払ってください。
  • 投稿方法はA4サイズ以下のカラープリントの郵送かメールに添付する画像データ(JPEG形式を推奨)の送信です。
  • 作品のタイトル、撮影の日時・場所を明記。撮影の状況や作品に込めた狙いなどを短文にまとめてください。
  • 投稿者の郵便番号、住所、氏名、年齢(紙面には原則掲載しません)、連絡用の電話番号も。
  • 郵送の宛先は〒060−8711(住所不要)、北海道新聞編集局写真部「フォトランド」係。
  • メールからの送信はこちらから。
  • 応募作品は返却しません。入賞作品は北海道新聞社のホームページなど電子媒体にも使わせていただきます。
  • 賞金は1席・5万円、2席・2万円、3席・1万円。
  • 応募は1人5点まで。
  • 問い合わせは写真部011・210・5644へ。
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