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中島悠さんが、ルービックキューブ世界一

(2007/10/12)
 立体パズル「ルービックキューブ」の世界大会決勝戦が7日、発祥の地ハンガリーの首都ブダペストで行われ、縦横奥行きが各3列の3×3部門で釧路市の中島悠さん(16)=釧路高専2年=が3回の競技の平均タイム12秒46で優勝し、賞金5000ユーロ(約83万円)を獲得した。  毎日5時間ほど練習しているという中島さんは「優勝が決まった瞬間は何も考えられなくなった。とにかくうれしい」と喜びを語った。同部門の世界記録はフランスのティボー・ジャキノさんが5月に出した9秒86で、これには惜しくも及ばなかった。  中島さんは帰国後、真っ先に江別市の自宅に帰り、両親に優勝の報告をした。小学生高学年のころ、初めて挑戦した時は全部そろうまでに2週間かかった。2年前、テレビ番組に刺激を受けてルービックキューブを購入。学校行事をきっかけに1年前から本格的に取り組んだ。ネット上の情報を参考に遊んでいるうちに没頭し、毎日4、5時間の練習を重ねた。1カ月後には30秒で、半年後には16秒で完成できるようになった。8月に初めて出場した日本大会では13秒66と75人中3位だったが、世界への切符を獲得した。「続ける楽しさを知った。練習すればそれだけ速くなった」と話す。  世界大会への出発直前、父親に優勝宣言してからハンガリーに渡った。「速さのこつは指技と先を読む力」といい、練習の平均が10秒だったため、世界大会でもそこそこ行けると思ったという。「本番ではあまり緊張しなかった。目標は世界大会で世界記録を塗り替えること」とさらなる精進を誓った。  世界大会は1982年に始まり、25周年記念の今大会には33カ国から約300人が参加。ルービックキューブは1980年代に大流行し、その後、ブームは下火となったが、近年、人気が復活。世界でこれまでに3億個以上販売された。
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