第3部 選択・働く老後
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03/20 05:00定年後の自分、何が残る? 職業スキルの「翻訳力」高めて<次代のモノサシ第3部 選択・働く老後⑥>シニア就労問題に詳しい法政大経営大学院の藤村博之教授(65)=労使関係論=。インタビュー後半では、いずれ高齢者となる現役世代が、「生涯現役時代」に備えて留意し...続きを読む
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03/19 05:00人手不足加速 「シニアも奪い合いに」 高齢雇用、企業のあり方は<次代のモノサシ第3部 選択・働く老後⑤>人手不足や少子高齢化が加速し、老後も働くのが当たり前という時代がいや応なく到来しつつある。シニア就労に詳しく、「企業にとって中高年は不要か」などの著作もある法...続きを読む
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03/18 05:00高齢時代、生産性どう保つ? 衰えカバーへ投資に知恵<次代のモノサシ第3部 選択・働く老後④>ベルトコンベヤーで流れてきたペットボトルが、高精度カメラの付いたゲートに次々と吸い込まれていく。ラベルに印字ミスはないか。内容量は適切か。センサーが瞬時に判別...続きを読む
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03/17 05:00シニア処遇、制度化急ぐ 知識・技術で選別も<次代のモノサシ第3部 選択・働く老後③>「若い社員が将来に不安を抱きかねない」「きちんと制度化するべきではないか」。2月中旬、介護用品製造販売の特殊衣料(札幌)の役員会。60歳の定年後に再雇用したシ...続きを読む
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03/16 05:00元上場企業役員 130社不採用経て再就職 豊富な経験生かす道は<次代のモノサシ第3部 選択・働く老後②>上場企業の役員経験は、再就職市場で強みとならなかった―。人材派遣大手キャリアバンクなどを傘下に持つSATOグループ(札幌)で昨年8月から働く市川敏裕さん(65...続きを読む
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03/15 05:00「高齢者は扱いづらい」 シニア就活、拭えぬエイジズム<次代のモノサシ第3部 選択・働く老後①>新型コロナウイルスの第5波が猛威を振るっていた昨年夏、職を探していた札幌市南区の上野文男さん(73)のもとに一本の電話がかかってきた。「会社の方針が変わり、高...続きを読む
第2部 考察・福岡経済
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01/27 05:00「まちづくりは『とがり』が大事。発想は世界の中の福岡」 高島市長、地方変革の思考法 <次代のモノサシ第2部 考察・福岡経済⑧>福岡市と比較しながら札幌市や北海道の将来像を考える連載の最後に、都市経営への考え方や地方都市が描くべき将来像について高島宗一郎・福岡市長(47)に聞いた。(聞き手・...続きを読む
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01/26 05:00人口減、曲がり角の札幌 世界と競える都市像は<次代のモノサシ第2部 考察・福岡経済⑦>「北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち」。札幌市が掲げる目指す都市像のスローガンに、これほど容赦ない指摘が浴びせられたことがあっただろうか。 昨年7月、202...続きを読む
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01/25 05:00異次元の再開発「天神ビッグバン」 ビル70棟更新 世界企業も進出<次代のモノサシ第2部 考察・福岡経済⑥>「アジアのリーダー都市を目指す」。福岡市の高島宗一郎市長(47)が掲げる将来像は単純明快だ。そのスローガンのもと、市中心部の大規模再開発や企業誘致による成長路線をひた...続きを読む
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01/24 05:00北海道の味、なぜ「九州発」? 高い商品力 世界で稼ぐ食品企業<次代のモノサシ第2部 考察・福岡経済⑤>福岡市は、地方都市の中でも「稼ぐ力」が強いまちだ。人口規模や第3次産業主体の構造は札幌市とそれほど変わらないが、企業などが1年間の生産活動で新たに生み出した稼ぎ(付...続きを読む
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01/23 05:00よみがえれサッポロバレー カギは起業の「エコシステム」<次代のモノサシ第2部 考察・福岡経済④>かつて札幌市には多くの新興IT企業が集積し、「サッポロバレー」と呼ばれて全国から注目を集めた。情報工学の第一人者である青木由直・北大名誉教授(80)は、起業先進地の...続きを読む
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01/22 09:18 更新開業率日本一、投資も雇用も呼び込んだ 花開く「スタートアップ都市」<次代のモノサシ第2部 考察・福岡経済③>福岡市は全国有数の起業先進地だ。10年前から官民挙げてスタートアップの支援に力を入れ、投資の呼び込みや若者を中心とした雇用の増加につなげている。思えば札幌市もITベ...続きを読む
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01/21 05:00「民が拓き、官が支える」 変わる九州、商人が生むスピード感<次代のモノサシ第2部 考察・福岡経済②>昨年11月上旬、大型トレーラーが行き交う東京港大井埠頭(ふとう)。仙台から到着した段ボール500箱が、次々と香港行きの貨物船に運び込まれた。荷物は現地のスーパー向け...続きを読む
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01/19 09:49 更新「日本一元気なまち」何が違う? 札幌を飛び出し探索の旅<次代のモノサシ第2部 考察・福岡経済①>福岡市は「日本一元気なまち」と言われる。都市の規模や産業構造は札幌市とそれほど違わないのに、人口は増え続け、「経済力」を示す各種統計も格段に上を行く。連載第2部は福...続きを読む
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01/19 08:55 更新<次代のモノサシ 第2部プロローグ>活況福岡 若さの秘訣は?札幌市民が聞いたら、心中穏やかではいられない言葉ではないだろうか。 「今や札幌市や広島市は眼中にない。福岡市だけがライバルたり得ると考えるが、いかがか」。仙台市...続きを読む
第1部 変わる大地と海
地球温暖化による気候変動などで変容する道内の農水産業。その最前線から、食料基地・北海道を守るための方策を探る。
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2021/11/22 05:00農業を守るのは農家だけなのか<次代のモノサシ第1部 考察編㊦>道内農家の深刻な担い手不足や高齢化が、農地保全の足元を揺るがしている。地域に張り巡らされた水路など農業インフラの維持管理が、生産者だけでは手に負えなくなってきているた...続きを読む
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2021/11/21 08:14 更新タマネギ畑に干ばつ襲来 何が明暗分けたのか<次代のモノサシ第1部 考察編㊤>地球温暖化の影響とみられる干ばつや豪雨が道内でも頻発し、水路を造って田畑に水を引く「かんがい」や排水施設が基幹産業の農業を守る生命線として重みを増している。だが、予測...続きを読む
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2021/11/21 12:22 更新メタン削ってブランド磨く ゆめぴりか新戦略<次代のモノサシ第1部④>「ゆめぴりかを毎日食べることが、ぜいたくな気がしてできないの」。10月中旬、東京都内で開かれた道産米の新米発表会。CMに出演するタレントのマツコ・デラックスさんはそ...続きを読む
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2021/11/21 12:21 更新温暖化に負けぬ麦 品種開発総力戦<次代のモノサシ第1部③>石狩平野を望む馬追山の裾野の田園地帯を、青々とした秋まき小麦の芽が彩っていた。10月中旬、空知管内長沼町の道立総合研究機構中央農試。3ヘクタールほどの畑に植えられて...続きを読む
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2021/11/21 12:21 更新サケ激減の海 フグもブリもお宝<次代のモノサシ第1部②>ぐっとしなったさおのリールを巻き上げると、海面から複数の針にかかったマフグが次々と顔を出した。北見市常呂地区から3キロ沖合、真夏の強い日差しが照りつけるオホー...続きを読む
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2021/11/21 12:20 更新気候変動 北の大地でサツマイモ? <次代のモノサシ第1部①>「長く貯蔵できる施設があれば、もう少し生産を増やしたかったんだけどね」。岩見沢市の畑作農家前田直和さん(46)は10月下旬、収穫を終えたサツマイモ畑を見ながら、3年...続きを読む
第1部 プロローグ